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給付金対象のプログラミングスクール比較|最大80%支給で受講料はいくらになる?

給付金対象のプログラミングスクール比較|最大80%支給で受講料はいくらになる?

2026-06-12

7分で読めます

資格転職

「プログラミングスクールに興味はあるけれど、数十万円の受講料はさすがに重い」。スクールの料金表を見て、そっとタブを閉じた経験はないでしょうか。

その受講料、条件を満たせば最大80%戻ってくるとしたらどうでしょう。国の教育訓練給付金には、プログラミングスクールの講座も数多く指定されています。僕は転職を5回経験して、働きながらの学び直しが年収にどう効くかを身をもって知っている側の人間ですが、この制度を知らずに定価でスクールに申し込むのは、正直もったいないと思っています。

この記事では、給付金を使うとどれくらい安くなるのか、どのスクールのどのコースが対象なのか、そして転職目的か副業目的かで変わる選び方まで、2026年6月時点の公開情報をもとに整理します。なお、僕自身はスクールの受講経験はないので、この記事は各社の公開情報と受講者の口コミを、働きながら学んできた立場で整理したものとして読んでください。

給付金を使うとどれくらい安くなるのか

まず結論の数字から。プログラミングスクールの講座が対象になる給付金の中心は、専門実践教育訓練給付です。支給の仕組みは段階式になっています。

  • 講座を修了すると受講費用の50%(年間上限40万円)
  • 修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用されると70%(年間上限56万円)
  • さらに賃金が5%以上上がると80%(年間上限64万円)

試算してみましょう。たとえば受講料55万円の講座なら、修了だけで27.5万円が戻り、実質負担は27.5万円。転職に成功すれば実質16.5万円、賃金アップまで達成すれば実質11万円です。50万円超の講座が10万円ちょっとになる。この差は大きいですよね。

ひとつ注意点があります。給付金は後払いです。受講料はいったん全額自分で支払い、修了や就職の確認後に支給される流れなので、手元資金の計画は給付前提ではなく定価ベースで立てておくのが安全です。専門実践の場合は受講開始から6か月ごとに支給申請できる仕組みがあるとはいえ、最初の支払いが先に来ることに変わりはありません。

もうひとつ、上乗せ分の条件も冷静に見ておきましょう。70%・80%への引き上げは「修了後1年以内の雇用」「賃金5%以上の上昇」が条件です。つまり広告の「最大80%オフ」は、転職に成功して年収も上げた人の数字。自分が在職継続のままなら50%で計算する、というように、自分のシナリオに引き直して実質負担を見積もるのが正しい使い方です。

制度の全体像——一般・特定一般・専門実践の3区分の違いや雇用保険の加入要件——は教育訓練給付金の完全ガイドで詳しく解説しているので、制度そのものを初めて知った方はそちらを先に読むことをおすすめします。

対象スクールの探し方|指定は「コース単位」

ここで多くの人がつまずくポイントを先に言っておきます。給付金の対象指定は、スクール単位ではなくコース単位です。

「テックアカデミーは給付金対応」という情報だけを頼りに申し込むと、選んだコースが対象外だった、ということが普通に起こります。同じスクールでも、対象になるのは特定のコース・特定のプランだけ、というケースが大半なんです。

確認の手順はシンプルです。

1. 厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」で、スクール名や「プログラミング」「AI」などのキーワードで検索する 2. 受講したいコースが指定されているか、区分(一般/特定一般/専門実践)は何かを確認する 3. スクールの無料カウンセリングで「このコース・このプランは給付金の対象ですか」と直接確認する

検索システムと無料カウンセリングの二段構え。ここを省略しなければ、対象外コースを申し込む失敗はほぼ防げます。

主要スクールの給付金対象状況を比較

2026年6月時点の公開情報をもとに、給付金対象コースを持つ主要スクールを整理します。価格や対象指定は変更されることがあるため、最新情報は必ず各社公式サイトと検索システムで確認してください。

スクール給付金対象の代表的なコース制度・支給率の目安特徴
テックアカデミーAI・データサイエンス系、Web制作系など複数専門実践(最大80%)対象コースあり。経産省リスキリング支援(最大70%)対象も多数オンライン完結。コース数が多く週2回のメンタリング付き。副業向けコースも豊富
DMM WEBCAMPエンジニア転職コース(専門技術・就業両立)専門実践で最大80%(上限64万円)転職特化。働きながら学べる就業両立コースがあるのが在職者には大きい
SAMURAI ENGINEER転職保証・クラウドエンジニア・Webデザインなど複数専門実践で最大80%専属講師のマンツーマン指導。挫折率の低さを売りにするスタイル
RUNTEQWeb開発スタンダードコース専門実践で最大80%(55万円→実質11万円程度の試算)学習量約1,000時間の本格派。Web系開発企業への転職に強い

眺めてみると、転職を前提にした本格コースほど専門実践(最大80%)の指定を受けている傾向が分かります。これは制度の設計上自然な話で、専門実践教育訓練は中長期的なキャリア形成を支援する区分だからです。

各スクールの詳しい評判まで踏み込むと長くなるので、テックアカデミーについてはテックアカデミーの評判と給付金対象コースで別途整理しています。

失敗しない選び方|転職目的か、副業・スキルアップ目的か

スクール選びで一番大事なのは、料金でも知名度でもなく、自分の目的と講座の設計が合っているかです。大きく2パターンに分けて考えてみます。

エンジニア転職が目的の場合

転職目的なら、転職サポートや転職保証が組み込まれた専門実践対象コースが第一候補になります。DMM WEBCAMPのエンジニア転職コースやRUNTEQのWeb開発スタンダードコースはこの典型です。

ここで思い出してほしいのが、専門実践教育訓練給付の支給率は転職に成功して賃金が上がるほど高くなる設計だということ。つまり転職目的の人ほど、80%支給の条件と自分の行動が自然に一致します。制度との相性がいいんです。

加えて、転職を前提にするなら経産省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」という別の選択肢もあります。教育訓練給付金とどちらを使うべきかはリスキリング補助金と教育訓練給付金の違いで比較しているので、転職前提の方はぜひ読み比べてください。

副業・社内でのスキルアップが目的の場合

一方、「今の会社にいながら副業で稼ぎたい」「業務を効率化したい」が目的なら、話は変わります。転職特化の長期コースは重すぎますし、70%・80%への上乗せ支給は転職(雇用)が条件なので、フルには活かしにくい。

この場合は、受講期間が短めで価格も抑えめのコースを、一般教育訓練(20%)やリスキリング支援事業の対象から探すほうが現実的です。テックアカデミーのように副業向けコースを多く持つスクールが候補になりやすいでしょう。生成AIスキルを軸にするなら生成AIスクールの選び方も参考になるはずです。

どちらの目的にせよ、申し込み前に無料カウンセリングで「自分の目的にこのコースが合っているか」を必ず確認してください。数十万円の買い物です。スクール側の説明を聞いて違和感があれば、契約しない自由はいつでもあります。

申請手順の要点|受講開始前に動く

最後に、給付金を受け取るための手続きの要点だけ押さえておきます。

1. 受講開始前にハローワークで支給要件を確認する 2. 専門実践の場合、訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成し、受講開始前の期限までに受給資格確認の手続きをする 3. 講座を受講・修了し、期限内に支給申請する

繰り返しになりますが、この制度は受講開始前の手続きが原則です。スクールに申し込んでから「給付金も使おう」では間に合いません。特に専門実践はキャリアコンサルティングの予約やジョブ・カード作成に時間がかかるため、受講開始の1か月以上前から動き始めるのが安全圏です。

手続きの詳細、必要書類、よくある失敗パターンは教育訓練給付金の完全ガイドにまとめてあります。

まとめ

要点を振り返ります。

  • プログラミングスクールの本格コースは専門実践教育訓練給付(最大80%・年間上限64万円)の対象が多い。55万円の講座が実質11万円になる試算も成り立つ
  • 給付金は後払い。受講料はいったん全額支払う前提で資金計画を立てる
  • 対象指定はコース単位。厚労省の教育訓練講座検索システムと無料カウンセリングの二段構えで確認する
  • 転職目的なら専門実践対象の転職特化コース、副業・スキルアップ目的なら短期・低価格帯のコースと、目的でスクールの選び方は変わる
  • 手続きは受講開始前が原則。専門実践は1か月以上前から準備を

スクールの広告は「最大80%オフ」を大きく謳いますが、その数字には転職と賃金上昇という条件が付いています。条件込みで自分のケースの実質負担を計算し、納得してから申し込む。それが数十万円の自己投資で後悔しないための、一番確実な手順だと僕は思います。

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デジタルマーケティング歴10年。5社の転職で年収3.5倍を実現。 「出世しなくても環境を変えるだけで年収は上がる」をテーマに発信中。